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ヘアーメイクの業界に携わって約6年になりますが、昨年フリーとして独立をしたんです。それまでは、ひたすら仕事をこなす毎日で、朝晩構わず走っていましたね。今日の続きが明日って感じで、笑。 事務所では本当にいろんな経験をさせてもらったのですが、いつかは独立したいと考えていたので、ようやく一人前になれた!という気持ちが強いです。 走り続けてきたからこそ今の自分があり、自信や肥やしになっているんですよね。

自分で仕事をコントロールしながら時間を意識して過ごす今の生活は、忙しさを知っている分、余計に快適です。気持ちに余裕があるからきちんと状況を俯瞰(ふかん)して考えられるし、業界の違う方とのお付き合いのなかでいろんな方向からメイクを見れる視点が持てるようになりました。

今はわりと自分より年上の女性たちと仕事をする機会が多いんですが、彼女たちの仕事に対する姿勢とか、アンテナの張り方とか、すごくお手本にさせていただいています。勿論、ものすごく忙しくて寝るヒマもないような状況の方もいらっしゃるんですけど、ちゃんとチカラの入れ方と抜き方を分かっている。そんなバランスの取れた女性は素敵だと思います。


                                       


最近では特に、みなさんメイクのことをすごく良く勉強されているんですよね。新商品の情報やテクニックもインターネットや雑誌で簡単にチェックできるようになったからなんでしょうか。僕は去年からインターネットサイト「All About(オールアバウト)」のガイドとしてもメイクテクニックをお伝えしてるんですが、とてもみなさんの反応がいい!ヘアーメイクの現場とは違った刺激を受けています。

そんななかでも聞かれることが多いのが、やっぱり、メイクが上手くなる方法。僕は「モノよりワザ」ということをよく言っているんですが、テクニックは基本的なことさえおさえれば良いと思うんですよ。一番大事なのは、『シチュエーションに応じたメイクが出来るかどうか』。

ワンパターンのメイクではなく、ちゃんとその空間に馴染むメイクが出来るようになるためには、まずその状況を考える創造力と、自分の顔に対する思い込みを外して、いろいろなメイクを試してみようという興味が必要です。ぜひみなさんにメイクをすることを愉しんでもらいたいですね。

            

   
 


 

伊牟田直太(いむた なおひろ)

1983年生まれ。中学在学中にヘアーメイクの道を志し技術修練に励む。
2年間のアシスタントを経て17歳でヘアーメイク事務所の技術者として現場に立ち、2004年夏、フリーランスとして独立。
最近では、ユタカネット主催メイク講習の講師、女子格闘技 G-SHOOTO JAPANにおけるビジュアルプロデューサーとしても活躍中。テレビ、CF、映画、雑誌を初めとするタレント、モデルのヘアーメイクの他、メイク講習の講師など、ジャンルを問わず幅広い活動を展開。