
2003年7月フランス、「アートフローラル国際コンクール」という世界的な大会において、日本人初の優勝という華々しい記録を残した女性たちがいた。食空間&ウェディングのトータルコーディネートを手がけるメンバーだ。代表のアーティストは業界初のレストランウエディングをプロデュースしたことでも有名。
フラワーアーティストの遠藤章子さんは、そのメンバーと共に年間150組のウエディングシーンにおけるテーブルコーディネートを手がけてきた。
そして独立後の2005年5月、彼女の次なるステージは上海のブライダルシーンだ。7doorsでは、出発直前の彼女のまなざしの行方を追ってみた。
今回、一緒にお仕事をさせていただいてるブライダルプロデュースの「SWEET W」の上海進出にあたり、私もフラワーアーティストとして参加することになりました。先日、オープン前のレストランの下見に上海に初めて行ってきたのですが、中国って都市部以外はほんとうに戦前の日本のような雰囲気。お洒落なレストランでウェディングパーティをする人なんているのかしら?って、少々不安になりました、笑。
ただ、都市部に住むセレブ層には、ゴージャスな空間で行うパーティは一般的だそう。そうはいっても、日本のようなセンスのよい場所はなかなかなく、とおり一辺倒なものが多いと聞いたんです。じゃあチャンスだな!って、、いまは今後の展開が愉しみでたまらないんですよね。
特に気負いはないんですが、やっぱり考え方も美的感覚も違う国の方をお客様に迎えるので、どう自分の良さ、日本の良さを活かすかはいろいろ考えています。東京発信のスタイリッシュな空間をベースに私の創りだすお花でどれだけ演出を加えられるか。今までとはちょっと違ったテイストで、中国の方の五感の全てをハッピーに刺激できるようなアイデアを考えたいと思います。
例えば、 今、私のなかのブームが「ぶらさがりモノ」。お花が花火のように上からパーッと流れていたら何だかキレイだなあって発見してから凝っているのですが、これに日本らしい木モノ(竹や梅など)をあしらったらよいのではないかと・・、いつもその場でのインスピレーションで仕上げるのがほとんどなのですが、かなりイメージが膨らんできました。あとは市場にならぶお花との出逢いで決めます。
お花も人もそうですが、目の前にあるモノとは二度と逢えないって想っているんです。いくら似せて創ったとしてもやっぱり色も形も違う。だからいま手にしている作品や時間を大事にしたい、一期一会の気持ちですね。だからこそ!というわけではないかもしれませんが、実はちょこっとミーハーな浮気ゴコロも多かったりして、笑。今まで、お花以外にもいろいろなことに興味を持って取り組んできました。きっとそれが良い方向で作品に活きてくれているんだあと想います。
やっぱりブライダルの現場は愉しいですね。生涯で最高の一日であって欲しいから自然と気持ちもひきしまる。私自身はまだ一生を共にする男性との出逢いはないんですが、年齢を重ねるにつれ条件がだんだんなくなってきています。どうなんでしょうね。。
いろんな要素が自分のなかに蓄積されるに従って、相手に望むことが本当に必要なことだけになっていくみたい。反対に理想が高い!?